街頭防犯カメラやレコーダーの選定で注意しておきたいポイント
街頭防犯カメラを導入する場合、カメラの選定やシステムなどは、専門業者に「丸投げ」をする場合が多いでしょう。
しかしながら、それでは実際に稼働した場合に意図したことが満たされなく失敗してしまいます。
抑えるべきポイントを知っておけば理想的なシステムが導入されます。
今回は【街頭防犯カメラやレコーダーの選定で注意しておきたいポイント】について迫ります。
★☆★ 防犯カメラ・監視カメラシステムを何の目的で導入するのか? ★☆★
目的として考えられるのは「防犯」「監視」「情報発信」「調査」です。
設置場所によっては複数の目的もあるでしょう。
設置シーン別に例示してみましょう。街頭だけでなく他のシーンも見てみるとわかりやすいです。
●街頭への設置
防犯や犯罪の早期解決の目的があります。
●店舗内への設置
万引き防止・犯罪防止・金銭授受トラブル防止と解決・従業員の管理を目的としています。
●河川などへの設置
情報発信・災害防止
●工場への設置
不法侵入防止・製造工程の管理
●公共施設への設置
情報発信・防犯
●ビル内外への設置
進入禁止領域の監視・入退出社の把握・不審者侵入の防止
監視カメラ・防犯カメラを導入する目的は業種によっても違います。
しかし、目的が明確になれば必要なシステムやカメラの機能・性能が決まってきます。
★☆★ 防犯カメラ・監視カメラをどこに設置するのか? ★☆★
防犯カメラ・監視カメラの目的が決まったら、どの場所に設置するのがベストかが決まってきます。
街頭防犯カメラとして利用する場合でも屋内なのか屋外なのか環境によって違うでしょう。
設置する場所の高さや位置を決めるところからスタートします。
被写体にできるだけ近いほうが映像的な側面からみたら理想的です。
悪戯などを避けるためには手が届くような高さであればリスクがあります。
そういったことを想定しながら高さや位置を決めるといいです。
街頭防犯カメラでも、目立たせておいて防犯・犯罪抑止を目的にするならば目立たせるほうがいいでしょう。
証拠としてデータが欲しいならば目立たせないほうがいいですね。目的によって違います。
設置場所が決まってくれば、導入する監視カメラ・防犯カメラの数が決まってきます。
数は全体のコストに影響がありますので慎重に考えましょう。
予算があるでしょうから、必要以上にカメラを導入するとコストは膨大になります。
街頭防犯カメラの目的によっては、施設の内外の全部をカバーする必要がないかもしれないです。
図面を準備して具体的にカメラの向きや取り付けの高さが分かるように書き込んでおくとわかりやすくなります。
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